≪目 的≫
アイリスは、施設サービス計画に基づき、可能な限り、在宅における生活への復帰を念頭において「生活の場」として明るく楽しく、安心して生活を送って頂けるように、また明日以降に楽しみや生き甲斐を持って頂けるようにします。入浴・排泄・食事の介護・相談および助言・社会生活上の便宜の供与・レクリエーション・機能訓練・健康管理・療養上の介護および、その他日常生活上のお手伝いをさせて頂きます。また、入居者がその有する能力に応じて、自立した日常生活を営むことが出来るようにすることを目指します。
≪基本方針≫
1、アイリスは、入居者をお客様として、意思および人権を尊重し、心身の健康の維持を図り、常に入居者の立場に立って、指定介護福祉施設サービスの提供に努めます。
2、入居者を、多年にわたり社会の進展に寄与して来られた人として敬愛するとともに、明るく、楽しく、安心して生活して頂けるように、また明日以降に楽しみや生き甲斐を持って頂ける介護や施設運営を行います。
3、高齢者の方を尊敬し、思いやりのある介護を行います。
4、明るく、笑顔を絶やさず、優しく接します。
5、清潔、整理整頓に努めます。
6、ご家族や地域との結びつきを考慮して運営を行います。
7、市町村等保険者、居宅介護支援事業者、居宅サービス事業者、他の介護保険施設その他、保健医療サービス又は、福祉サービスを提供する者との密接な連携に努めます。
開設に至る、ことの始まりは、今から21年前。1984年(昭和59年)にさかのぼります。昭和59年に私の祖母が都合により初めて特別養護老人ホームのショートステイを利用することになりました。当時、何も知らない私が想像していた特別養護老人ホームは「養老院」、もっとひどく言うと「姥捨て山」のイメージがありました。しかし、初めてショートステイを利用した際の心温まる職員の方々の対応、そして祖母の生き生きとした表情に感銘を覚えると同時に「養老院」のイメージが払拭され、私自身も福祉に対して貢献したいと考えるようになりました。そんなある日、(昭和61年)吉本興業の西川きよし元国会議員があるラジオ番組の中で、「高齢社会に向けて、現在不足している特別養護老人ホームをどうか作って下さい!」と視聴者に熱く訴えておられるのを耳にしました。利用者や家族、皆が喜ぶ福祉の分野で、何か自分も貢献できないかと考えていた私は、このラジオ放送に心動かされ、特別養護老人ホーム開設を前向きに考えるようになりました。現在のこの地(枚方市春日)を開設の場所に選んだ理由として、私は、もともとこの土地で、農業を行っており、兼業農家であった私は、地域の多くの皆様に多岐にわたり支えていただいておりました。農地を維持できていたのも、その地域の皆様のお陰であり、その熱い感謝の思いを込めて、この土地に特別養護老人ホームを開設し、地域の皆様に喜んでいただきたいと考えました。設立を計画してから、十分に地域の皆様に説明を行い、地域の反対等一件もなく、平成7年4月にアイリスを開設させていただくことができました。地域の皆様のお役にたち、地域の皆様に喜んでいただくことこそが、私の支えとなっております。
1995年04月 開設。特別養護老人ホーム80名、短期入所生活介護20名、ケアハウス15名、在宅介護支援センター、通所介護事業B型・E型、訪問介護、診療所開始。
1995年10月 訪問入浴介護開始。
1996年04月 障害者のデイサービス、ショートステイ、ホームヘルパー開始。
1999年10月 介護保険認定調査実施機関として受託。
2000年04月 介護保険開始と共に介護保険法の適用を受ける。デイサービスセンター40名定員。
2000年07月 介護老人福祉施設の不足を受けて定員84名に変更、ショートステイ定員16名に変更。
2001年10月 介護老人福祉施設の不足を受けて定員86名に変更、ショートステイ定員14名に変更。
2002年09月 高齢者生きがい活動支援通所事業及び高齢者管理指導短期宿泊事業受託。
2002年08月 枚方市24時間安心ネット事業受託。
2002年09月 デイサービスセンター定員50名に変更。
2003年04月 障害者の支援費制度は導入せず、高齢者施設に特化する。
2004年07月 社会貢献事業(大阪府社会福祉協議会老人施設部会事業)開始。
2006年04月 枚方市より地域包括支援センターを受託し香里ヶ丘にて開設。
2019年04月 介護老人福祉施設の不足を受けて定員90名に変更、ショートステイ定員10名に変更。